京都市の空き家バンクはご存知ですか?
今までは空き家バンク制度は京都市には導入されていませんでしたが、今年から京都市でも空き家バンク制度が導入されることになりました。
その名も、「京都安心すまいバンク」
そもそも空き家バンク制度って?
空き家バンク制度とは、各自治体が地域の空き家情報を公開し、購入希望者や賃借希望者とのマッチングをサポートすることによって、空き家の活用を促進させる制度のことです。
空き家は持ち主から提供された情報をもとに、ウェブサイトや広報誌上に掲載され、我々は空き家の情報を自由に閲覧することができます。
希望の物件が見つかれば自治体を通して所有者とコンタクトを取ることができるので、中には希望に合う物件が安価で見つかったりと、移住・定住の促進には欠かせないサービスとなっています。

なぜ、今年になってから始まったのか?
近頃は不動産価格が高騰しており、若い世代の方たちが住宅を購入できないケースが増えてきています。
京都市では昨年から、「京都安心すまい応援金」という移住者向けの補助金制度が導入されたりなど、移住促進に力を入れ始めました。
その移住促進を強化するために、京都市版空き家バンクが始まりました。
まだ始まって間もないということもあり、掲載されている物件情報は限られていますが、希望者はいつでも情報を登録することができますので、これから活用されていくでしょう。
また、空き家所有者だけでなく、空き家を探している方も希望条件などを登録して掲載することができます。
空き家所有者、購入・賃借希望者向けの補助金の情報も併せて載っているので、詳しくはホームページをご覧ください。

