2025年の干支は蛇ということで、私はお正月に京北栃本町にある弁天堂に初詣しました。

栃本橋を渡り、誰もいない山道を少し歩くと静かに佇む弁天堂。
蛇は七福神の一柱である弁財天(通称:弁天さん)の使者であり、白蛇は弁天さんの化身であると言い伝えられています。
「昔、白蛇をここで見た。」祖父や父からそう聞いたことがあります。
私の中では子供の頃からお正月はこの弁天さんにお参りするのが年中行事となっていますが、まだ一度も見たことがありません。やはりそう簡単には会えないようですね…。
ところでなぜこの場所に弁天堂があるのか。どうやらルーツがあるようです。
『京北の昔がたり』によると、このあたりは平安時代末期、鹿ケ谷の陰謀で有名な丹波の少将藤原成経の自領であり、陰謀の罪を許された後にこの地に弁天堂を建てたそうです。
歴史の教科書に載っているような人物と、この京北宇津地域に深い関係があったことは驚きでした。
宇津地域には安倍貞任の怨霊伝説もあり、歴史探訪してみても面白いかもしれませんね。

新雪に鹿の足跡スタンプ
参考文献:『京北の昔がたり』「続・京北の昔がたり」合本版 令和元年12月1日 京北の文化財を守る会発行

